東南アジア周遊 その4 タイ~ラオス国境の町 ノンカーイ
前回のあらすじ
遥かなる旅路。さらば友よ。
ノンカーイ到着
おはようございます☀ pic.twitter.com/XsKyNsvW5q
— おうま (@_0uma) August 5, 2019
起きたら車窓に田舎の自然が広がっていた。
現地時間の朝6時半にノンカーイ駅に到着。
国境までは少し距離があり、トゥクトゥクが待ち伏せているのでそれに乗って行けばいいのですが今回はスルー。
平日の8:00~16:00は1000₭(฿5)、平日のそれ以外の時間帯と土日祝は12,000₭(฿47)と割高になります。日本円換算だと目くそ鼻くそですが丁度行きたいところもあったのでそこへ行きます。
奇妙なお寺 サラケオク(Sala Keoku)
地図見たとき、これなら歩いて行けるんじゃね!30分くらい歩けば行けそう!って思って歩きながらGoogle Mapで時間確認したら1時間半でした。
戻るのも面倒だし時間はあるのでひたすら歩き続ける。
犬がちゃんと車の流れをみながら横断しようとしてた。
道路にノールックで飛び出してくる人たちも少しは見習ってほしい。
結構歩いたと思いマップを確認したらまだあと1時間もかかるみたいで心が折れかけてたら対向車線を走っていたバイクがやたらこっちを見てくる。
いかにも観光客みたいな見た目した人間がなにもない国境の町で、ラオスへ渡る方向と逆に歩いていたら仕方ないよなぁ~と思ってたら後ろの方でUターンしてきて近づいてきた。
「どこへ行くの?」と聞かれたので「サラケオクに行きたい」と伝えたら後ろに乗せてくれました。
お礼に฿100を渡そうとしたらいいよいいよみたいな感じで去っていった。
そんなわけで到着。早速パンチの効いたレンガの仏像がお出迎えしてくれました。
朝早かったので受付には誰もおらず、しばらく待ってたら受付のお姉さんが来たので฿40払ってチケットを受け取りました。
ラスボス感
サラケオクは通路が狭く、大きな仏像が多いので構図に手間取り
いつものごとく、50㎜単焦点のレンズしか持ってきてなくて撮るものがかなり限られてしまい、数百ある仏陀のモニュメントはどれも大きすぎて広角レンズがないと収めきれないくらい迫力がありました。
すぐそばにあるメコン川のラオス側対岸にも「ブッダパーク」という同じ人が建てた寺院があるようです。
いざ国境へ
一通り見終わったので国境へ向かうのですが、おなかが減ったのでここに送ってもらってる最中に見かけた屋台があったのでそこでお昼ごはんに。
屋台が連なっており、地元の人たちはここにご飯を食べにくるみたい。
観光客は少ないみたいで通るだけでやたら視線を感じて恥ずかしかったのですが、勇気を持って屋台で注文しようとしたら当然英語のメニューなんてあるわけなく、Googleの画像翻訳を使用。良い時代になった!Googleありがと・・・
刑務所?
どれを訳してもガバガバ翻訳。
屋台を覗くとクイッティアオがあるみたいで
「真〇ゼミでやったやつだ!!!」と言わんばかりに決めました。
クイッティアオはタイ風ラーメン とよく言われてるもので、似たような料理だとベトナムのフォーが挙げられます。最初にタイ風ラーメンって言ったやつ助走つけて殴られろ。
ただクイッティアオは大抵、麺・スープ・具材をこちらで指定できます。
一般的に麺は
バミー(中華麺)
センミー(ビーフン・米の極細麺)
センレック(米の細麺)
センヤイ(米の太麺)
ウンセン(春雨)
スープは
ナムサーイ(透明な出汁スープ)
トゥン(醤油スープ)
トムヤム(酸味と辛みのあるスープ。トムヤムクンのトムヤムも同じ。)
ナムトック(豚又は牛の血を混ぜたスープ)
など、他にも店によっていくつか種類があり、
具材も豚鶏牛といった肉類、エビイカなどの魚介類、内臓やつみれと様々。
注文の際は並べて言うだけ。米麺の細麺でトムヤムスープに鶏肉を入れたければ
「センレック・トムヤム・ガイ」とか言えば通じます。
自分のお気に入りのクイッティアオを見つけられればタイの食事も楽しくなるかと。
かく言う僕はめんどくさがり屋なのでこういうのは「おまかせで!」の一択。
地元民は長机で楽しそうに食べてるけど、僕は奥の丸机に通されて独り寂しく食べる。
めちゃくちゃジロジロ見られるし恥ずかしい。
春雨にスープはサムサイ、つみれとレバーみたいなのが入ってました。
このレバー、ちょっと血の味がする変わったレバーくらいで食べてましたが後日調べると豚の血を自然凝固させたものらしい。
ゲテモノとか変わった食べ物好きなんですけど、知らない間になかなかステキなモノを食べてましたね。
食べ終わったところで店主にこれからどこ行くのと聞かれたのでラオスに行きたい旨を伝えたらバイクの後ろに乗せてもらい国境まで送ってくれました。
結果的に無料で往復してしまい、人の優しさに助けられた。
東南アジアは親切な人が多いとよく言われますが田舎に行くとそれをより実感できます。
次回、国境を越えラオスへ