東南アジア周遊 その7 秘境の楽園ブルーラグーン(ヴァンヴィエン)
前回までのあらすじ
ダメ、ゼッタイ
今日の予定
ヴァンヴィエン中心街
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ヴァンヴィエン中心街
ブルーラグーンへ
ラオスの秘境と呼ばれるこのヴァンヴィエンにはブルーラグーンと呼ばれる自然のプールがあるらしい。大自然に囲まれたエメラルド色の水はさながら楽園だとか。
ド田舎ということもありタクシーはありません。トゥクトゥクモドキみたいなのはありますがチャーターする必要があるしそこまで距離はない。何より大自然を満喫したかったので自転車をレンタル。
1日300円ほど。
ラオスの大自然の中を自転車漕いでると誰よりも自由な気がして最高である。
地雷埋まってそう~(埋まってない)
ゆったりとヴァンヴィエンを満喫しながらブルーラグーンに向かっていると爆音のバギーにことごとく抜かれていく。
悪路も多いから絶対楽しいだろうなぁ~。二人乗りなので誰かと来たらレンタルしたい。
バギーレンタルしているのは韓国人が多かった。
ピースしてくれた。
途中、地元の子供たちが川というか水路で楽しそうに泳いでた。
なんやかんや40分くらい自転車を漕いでるとブルーラグーンについた。
入場料金は1000Kip(約120円)。バイクやバギーの人は駐車料金も別途かかる。
この時の気温は33度。雨季ということもあり湿度も高く、40分も自転車をこぐと滝のような汗が。
服を脱ぎ、足早に目当てのブルーラグーンへ。
秘境の楽園ブルーラグーン
あらキレイ。
実際見ると緑白濁という感じの色でこれは水が汚いわけではなく、このあたりの水には石灰分が含まれているかららしい。
秘境とは言うもののすっかり観光地化されているうえに、道中はバギーを駆るウォーボーイズがいるので秘境でもなければ楽園でもない。
みんな木からダイブしている。
折角なので僕も飛びました。
あ〜死ぬかと思った〜 pic.twitter.com/0qpEh8Ik6S
— おうま (@_0uma) August 7, 2019
今見返したらほかの人にガッツリ動画撮られてる・・・
高さは5メートルくらいで余裕でしょって思ったけど実際立ってみると怖かった。日本人僕だけでビビってしまうと恥ずかしかったのでダイブしたけど(当然だけど)足がつかないくらい深いし水中見えないので溺れて犬神家になるところだった。
泳いで涼んだので自転車で来た道を帰ってるとウシさんに遭遇。
自然との距離感が近いというのは都市部に住む人間にとってはとても感動的な要素だと思う。だから欧米人はラオスやベトナムでもムイネーのような場所を好むのだろう。
動物に癒されながら次の目的地のタムチャン洞窟に向かおうとしたら
東南アジアの8月は雨季真っただ中、厄介なヤツが。
ヴァンヴィエン中心地へ帰還
スコールが来る前にとりあえず宿のある街へと帰ってきたと同時に豪雨。
雨宿りしたが止む気配はなかったので宿で一休みすることにした。結局夜まで雨は止まず、晩御飯の時間になってしもうたので晩飯調達のために街を自転車で駆け巡りLaungXaiKham Restaurantというよさげなお店をみつけた。
どれも安かったが中でも安かったカオチーサイクワンとバナナシェイクを注文。
ここのカオチーサイクワンは屋台で1/3、シェイク系も1/2くらいのお値段で合わせて15000Kip(約200円)。
インドシナの多くの国はフランス統治の影響でパン料理が多く、手軽に食べられる軽食としてよく屋台も見かける。
注文して間もなく小さな女の子が笑顔でバナナシェイクを持ってきてくれた。
いや早くない?3分経ってないよ。そんなにバナナシェイク飲みそうな顔してるのかな。というかシェイクもパンもデカいな。
スタバのグランデみたいなサイズ感が来た。
日本でイタリアンとか食べる気なくす。
腹ごしらえを済ませたが時間はまだ19時。自転車の返却は21時までなので街の外れを散策することに。
夜になって気づいたが、中心地から少しでも外れると街灯がない。何も見えない。
夜外に出たら死ぬ感じは我が祖父母の家がある和歌山県の田辺市と瓜二つである。
いや一つ隣の大通りに灯りがあるヴァンヴィエンのほうがまだ優しい。
その大通りからさす光だけを頼りに自転車を漕いでいるとギャップを拾って派手にコケた。道が舗装されていないことを忘れていた。ヴァンヴィエンは優しくなかった。
少し自転車を漕いでいるとナイトマーケットがあり、ここはあまり観光客に向けた感じではなかった。そのナイトマーケットの奥ダンスミュージックが流れていたので行ってみると
どういう状況?
クラブと遊園地の融合?夜遊びしてる大人たちの横に委託所?と思ってよく見たら両方子供向けの遊び場だった。
これがラオスの英才教育。
爆音のEDMのなかメリーゴーランドのような機械に跨る子供たちがあまりにもパンクである。
ヴァンヴィエンは僕にはまだ早かったかもしれない。